口径 15.5cm
高さ 5.5cm
幕末明治期頃の青と赤と金彩が
バランスよく丁寧に描かれた手描きの染付膾皿です。
中央には吉祥文様…幸せを願う心を託した文様、良い前兆の意味の牡丹が描かれています。
牡丹は奈良時代に中国から伝えられ
もとは薬用(鎮痛、消炎、浄血)として用いられていた牡丹が観賞用となり「百花の長」「百花の王」「富貴の花」として愛されてきました。
古くから詩歌、文学、絵画の題材となり、平安時代には衣装の文様として用いられるようになりました。
室町時代に渡来した名物裂にも用いられています。
別名として「富貴花」「百花王」「花神」「二十日草」「天香国色」「深見草」等々
富貴花(ふうきか)・・・中国皇帝から非常な寵愛を受けたと言われている牡丹
天香国色(てんこうこくしょく)・・・ 天下一の香と国一番の色をもつ花の意味を持つといわれています。
お花や山水、窓絵が可愛らしいです。
煮物やサラダの盛り合わせ
取り皿として…
多彩に活躍出来そうです。
こちらは残り8客在庫がございます。
枚数をご希望でしたらコメント欄よりお知らせください。
全体として多少の甘手もありますが
表面を含め大変綺麗な状態です。
製作時の釜傷も見受けられます。
時代を経たものとして、ご理解頂ける方に巡り会えますように…
最後になりますが
商品説明の転用および画像のコピー、他サイトへの転載はご遠慮ください。