パリとセーヌ川　橋と水辺の物語　小倉孝誠

「パリとセ－ヌ川 橋と水辺の物語」 小倉孝誠 中公新書 2008 初版 流れる川、不動の橋、揺れる心。パリの栄光と悲惨、喜びと悲しみを水面に浮かべ続けて生きたセーヌ川。その魅力を多面的に紹介。 ブルゴーニュ地方の山中に源を発し、ル・アーヴル近くで英仏海峡に注ぐ。全長七七六キロに及ぶ堂々たる大河、セーヌ川。パリ市の紋章には、「たゆたえども沈まず」とあり、パリとこの川の浅からぬ縁を証言している。昔日のガイドブック、文学作品などの歴史的証言の数々を繙いて、この都市の錯綜したイメージを読み解いてゆこう。著者とともに、河岸を散策し、船に乗り、橋に佇めば、見知らぬパリの相貌に出会えるだろう。 目次 プロローグ 第１章　川を通過する 　蒸気船の時代 第２章　運河に生きる 　『家なき子』の世界 　ウジェーヌ・ダビ『北ホテル』 　メグレは運河を愛する 第３章　川を楽しむ 　王政下の祝祭 　共和制の祭典 　万国博覧会という祝祭装置 　釣りの歓び 　水浴の快楽 　セーヌ流域のリゾート化 　ゴンクール兄弟の先駆性 第４章　川を描く 　『椿姫』あるいは娼婦の変貌 　モーパッサンと水辺の誘惑 　シュルレアリストと水の都市 　印象派とセーヌ川 　モネとルノワール 　ゾラからアポリネールへ 第６章　橋を架ける 　 セーヌ川を切口にパリの歴史と風俗を描いた掌編。古典からシムノンまで登場する文学作品は数多く、絵画にも言及されている。風俗史家としてのマクシム・デュ・カンにもちょっと感心した。パリに行ったことがあってフランス文化に興味があれば興味深く読めるはず。（レビューより） 天に少し汚れがありますが中はとてもきれいです。 #セーヌ川 #人文 #社会 #地理 #地域 #川 #河川 #運河 #水運 #海港都市 #郊外 #橋 #地政学 #歴史 #政治 #文学 #小説 #ノディエ #ラ・グルヌイエール #芸術 #美術 #アート #芸能 #文化 #舞台 #ドラマ #音楽 #写真 #旅行 #万国博 #パリ万博 #本 #BOOK #思い出本屋 #思い出本屋西洋文化 #思い出本屋西洋音楽 #思い出本屋西洋美術 #思い出本屋西洋文学 #思い出本屋リゾート #思い出本屋政治 #思い出本屋風俗 #思い出本屋生活 #思い出本屋万博 #思い出本屋フランス #思い出本屋パリ #思い出本屋エンタメ #思い出本屋映画