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お伽草子・伊曾保物語 新潮古典文学アルバム

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お伽草子・伊曾保物語 新潮古典文学アルバム 徳田 和夫 / 矢代 静一 定価: ¥ 1300 #徳田和夫 #徳田_和夫 #矢代静一 #矢代_静一 #本 #日本文学/小説・物語 「浦島太郎」「一寸法師」など、お伽ばなしの原点『お伽草子』、イソップ物語の日本初訳『伊曾保物語』――人と、霊鬼妖怪・神仏が渾然としていた中世の物語世界。 物語文学は室町時代(14~16世紀)に入ると新局面を提示するようになる。平安時代、鎌倉時代と続いてきた物語の系譜に位置していながら、単なる踏襲ではなく、新たに獲得した面が顕著なのである。 ちょうどこの時期、ことばも古代語から現代語の基礎となる近代語に移行しつつあり、新時代への船出と航海は奇しくも一致している。 ことばの変化は一握りの階層の動静から生じるものではない。その時代に生きた人びと全体の言語生活に負っている。つまり多様な階層・職層が結集した所産なのであり、この時期にはとくに武士や庶民のことば文化が社会全体を動かしていたのである。それは当然ながら、ことばを基調とする文学世界における物語の発想・創作にも連動していた。 物語はもはや王朝世界の呪縛から解き放たれようとしていた。 室町時代の京都は人口が集中し、貴庶の定着民のほかに、巡礼廻国者や生産販売の商人たちが出入りし、繁華をきわめていた。たびかさなる群小の戦乱で心休まるいとまもなく、都を避難する貴族もいたが、庶民はしぶとくも陽気に暮らしていたのである。 中世末期の都では、松原通をぬけて五条橋を渡り、清水寺にいたる道筋が、とりわけにぎわっていた。近くの四条河原には猿楽や人形操り、あるいは見せ物の小屋が立ちならんでいた。 この時期の連歌師たちは公家の館で連歌を披露し、またその作法を教え、古典も講義しており、自己の文才で世すぎをする、日本の歴史上初めてのプロの作家といってもよい。かれらはよく地方に旅し、諸大名とも交流を深め、土地の土産話を都にもたらしていた。 こうした室町時代の旅行家の活躍で、中央と地方は結びついて身近になり、文化の交流がはたされた。お伽草子はそれらの群像をよく物語り、在地の言い伝えを題材にもしている。 〈「お伽草子の時代」より〉 『お伽草子』の時代背景が多数のカラー・モノクロ図版で、生き生きとよみがえります。 美品
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