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八郎 日本傑作絵本シリーズ(福音館書店 ) 斎藤 隆介 作 / 滝平 二郎 画

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荒れ狂う海に立ち向かう大男、八郎 大男の八郎はなぜ自分の体が小山ほどあるのか知りません。ところがある日、大波に田畑を流されて泣く百姓を見て、初めて自分が働く者のためにあることを知り、荒れ狂う海にむかいます。八郎の大きな体で山を引っこ抜いて、海に放り込むと、海がざばーっとまっぷたつに割れて沖のほうへ行ってしまいました。しかし、海は怒り、波が田のほうに押しよせてきます。八郎は、この波をせき止めるために自ら海に入り込みますが……。 斎藤 隆介 作 / 滝平 二郎 画 ■感想① 自分ではない誰かのために、自らの命をなげうつお話です。なぜ自分が大きくなりたかったのか、その理由がわかった時、八郎は喜んで海の中に沈み、村を助けます。八郎の尊い精神は、一部始終を見ていた「男わらしこ」へと繋がっていきます。 秋田の方言で語られていて、悲しい結末にも関わらず、温かみを感じる作品だと思います。 ■感想② 滝平二郎さんの画です。版画がとても力強く、だれでもいちどはみたことがあり、忘れられない画であることとおもいます。お話は、もっともっと大きくなりたい!そう願う大男八郎。ある日、塩水をかぶって田がだめになってしまうとなげく村人のために海に入ります。そして・・・。八郎潟の由来となったお話。せつないです。 斎藤 隆介(さいとう りゅうすけ、1917年1月25日 - 1985年10月30日)は、日本の児童文学作家。本名は隆勝(たかかつ)。短編童話集『ベロ出しチョンマ』で、1968年に第17回小学館文学賞、『天の赤馬』で、1978年に第18回日本児童文学者協会賞、『ソメコとオニ』で、1987年に第10回絵本にっぽん賞を受賞。
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