★希少本‼️オッチョとチョコと赤いくつ　角田光男•作　こみね創作童話1 小峰書店

★1976年発行の古い本です。紙カバー付き。 　箕田源二郎氏の素朴な挿絵が生きています。 （扉絵も含めて本文内6枚のカラー挿絵が入り、 昔の情景が分かりやすく、詩情を感じる装丁です。） ★紙カバー＝天地にヨレ傷有り。表面に保管上の 　　　　　　スレ傷汚れ有り。ヤケ有り。 ★本体＝三方にヤケシミ汚れ有り。本文ページ内は 　　　　やや経年ヤケ有り。目立つシミ汚れ等は 　　　　無し。 ★★製本は堅牢で、47年の経年に比して、良い 状態と存じます。★★ 　雪深い新潟のお話です。病気のお母さんと、出稼ぎに行かざるを得ないお父さん。主人公のけいちゃんは、雪が酷くなると、学校の近くのおじさんの家に泊まらねばなりません。 オッチョとチョコとは、けいちゃんの仲良しの子狐です。 　おまけに履いてる長靴がひび割れて、お父さんがきっと新しい長靴を買ってきてくれる！とけいちゃんは信じています。そんな時、新しい真っ赤な長靴が届きました。何と、この靴、キツネの兄妹が、化けたもの？らしいのですが。 　よく、旧本の装丁に対して、「画風が古すぎる」 「これでは子供が手に取る気にならない」などの ご意見が出る事もある様ですが、旧世代の私からすると、余りにも画一的な現代風の物しか味わえない感性を育成する方がちょっと、と思ってしまうのです。 　アニメ風よし、ファッション画風よし。但し、しっかりと美術の勉強をされた方の肉筆の、時代性も現れた画風のものを、先入観が固まる前の、幼い、若い世代の方に、是非ご覧頂ければと思うのです。 　外国物のエルサ•ベスコフや、ターシャ•テューダーの挿絵は受けるのに、日本の画家の古いものはウケない、というのは勿体無いことです。よーくご覧下さいませ。日本の子供達の、可愛らしい絵を！ 　長期個人保管の古い本です。傷、汚れ、等ございます。状態は、上記★書きと、画像よりご判断下さい。 　古い本にご理解の有る方との嬉しいご縁を、心よりお待ち致しましたおります。