ビンテージ南京錠４点（ＫＩＲＩＮ、ＨＩＴ、ＴＭＣ、１０１）

４点の南京錠とも、汚れや錆、キズなどは否めませんが、凹みや変形などはほぼなく堅牢さも維持、解錠施錠は問題ありません。以下に４点を説明します。 【ＫＩＲＩＮ】 本体は黄銅（真鍮）でブランド名「ＫＩＲＩＮ」の刻印、鍵はニッケルメッキ？で「ＫＩＲＩＮ　ＨＡＲＤＷＡＲＥ　ＭＦＧ．ＣＯ．」の刻印。 昭和レトロとされる「ＫＩＲＩＮ」の南京錠が数例ネットで見つかりましたが、会社情報は見つからず。「ＫＩＲＩＮ」ブランドは珍しく希少ではないかと思われます。 概寸（ｍｍ）は、高６２、幅４０、厚１２、ツル内幅２１、径６、重さは約１３０ｇです。 【ＨＩＴ】 本体は銅でブランド名「ＨＩＴ　ＣＹＬＩＮＤＥＲ」の刻印、鍵はニッケルメッキ？で「ＨＩＴ」の刻印のみ。 出品商品は、１９４８年創業の株式会社ツチノの古い製品と思われます。現在も同社の「ＨＩＴ」シリーズの南京錠は販売されているようです。 概寸（ｍｍ）は、高６５、幅５８、厚１２、ツル内幅２６、径７、重さは約１８０ｇです。 【ＴＭＣ】 本体は黄銅でブランド名「ＴｍＣ」が筆記体青色で刻印、ツルと鍵はニッケルメッキ？で鍵には「ＴＭＣ　ＨＡＲＤ　ＷＡＲＥ．ＣＯ．」の刻印。「ＴＭＣ」ブランドは今もあるようですが、会社情報は見つからず。 概寸（ｍｍ）は、高６３、幅３８、厚１３、ツル内幅１９、径６、重さは約１３０ｇです。 【１０１】 ボディーのふくらみが特徴で両面に「１０１」が刻印の南京錠を先に出品、それには「ＭＡＤＥ　ＩＮ　Ｕ．Ｓ．Ａ．」の刻印、１９６０年代のものです。出品の南京錠もほぼ同じ外観・外寸ですが、国の刻印なし、色目も異なります。また、「１０１」とは異なる刻印のビンテージ品、流通品もネット上で見つかります。 製品の製造元と販売元が異なる、相手先ブランドで製造する、などは国内外を問わず古くから行われ、南京錠でも事情は同じでは。「１０１」のオリジナル（製造）は外国（米国？）で、販売は国内メーカの可能性も考えられます。 概寸（ｍｍ）は、高５８、幅３５、厚１６、ツル内幅１７、径６、重さは約８０ｇです。 なお、素材は鉄と黄銅、表面はニッケルメッキ＋着色ではないかと思います。 コレクションに加えていただければ幸です。南京錠としては、ビンテージ品であることをご理解いただいた上でお使い下さい。なお、鍵の紛失にはご注意下さい。