収録内容
モーツァルト( 1756 ~ 1791 )
①ヴァイオリンとヴィオラのための
二重奏曲 ト長調 KV 423
②ヴァイオリンとヴィオラのための
二重奏曲 変ロ長調 KV 424
ミヒャエル・ハイドン( 1737 ~ 1806 )
③ヴァイオリンとヴィオラのための
二重奏曲 第1番 ハ長調
トーマス・ツェートマイアー:ヴァイオリン
タベア・ツィンマーマン:ヴィオラ
録音:1988 年
TELDEC:244 192 - 2( 輸入盤 )
珍しい編成をとる二重奏曲なので、あまり広くは知られていないかな❓
モーツァルトの2曲の成立事情は、ミヒャエル・ハイドンの死者小伝( 1808 )の伝える逸話から知ることができます。ミヒャエルは、大司教の命で作曲中の6曲のうちの2曲を重い病気のために作曲できずにいましたが、モーツァルトが2曲を代作し、ミヒャエルの急場を救ったのです。
ミヒャエルはモーツァルトの自筆譜を手元に置き、友情の記念品として生涯大切に保存しました。この逸話の伝える成立事情は、他の資料からもほぼ事実と確認されているそうです。
普段聴く機会のない作品だと思いますが、これがどうしてどうして、音楽内容はなかなか魅力的❗ ヴァイオリンの優美でみずみずしい魅力に対して、ヴィオラの落ち着いた情感の作り出す対照が表現の幅を広げているのですが、弦楽器2挺だけで、これだけ豊かな音楽が可能なのかと改めて認識を深めることになりました。
ツェートマイアーとツィンマーマンの演奏は、聴く人に強く訴えかける力があり、すっかり傾聴させられます❗
盤面に、1ヶ所、傷があります。
老眼での素人検品です。他の傷の見落としがありましたら、ご容赦願います。
出品前に、全曲の再生確認してあります。
問題なく、再生できます。
解説書に、経年による汚れがあります。
写真を必ずご確認願います。
自宅で長期保管していた物です。
神経質な方は、購入を控えてください。
#トーマス・ツェートマイアー#タベア・ツィンマーマン