モーツァルト
①ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.412
②ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
③ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447
④ホルン協奏曲第4番変ホ短調 K.495
デニス・ブレイン(ホルン)
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1953年11月12-13日
ロンドン、キングズウェイ・ホール
ホルンの神様:デニス・ブレインの代表盤です。録音から68年が経過しても、全く色あせることのない名演です。2017年の名曲名盤500でもダントツの第1位に選定されています。もちろん不滅の名盤1000にも選ばれています。
若くして事故で亡くなった不世出の天才ホルン奏者ブレインによる、ベストセラーのモーツァルトの協奏曲です。ホルン奏者のなかでも別格的存在として扱われているのがブレイン。奇跡に近い絶妙なフレージングとスケール感、驚くほどのしなやかさを持つ音色、テンポに対する感覚とメロディの歌わせ方、どれをとっても20世紀を代表する名手といえるでしょう。サポーターとして世界では誰の追随をも許さないカラヤン、若き日のバックアップもこれまた聴きどころで、ブレインの息づかいに合わせた音楽の創生が素晴らしい結果を生み、時代を超越した名演が繰り広げられています。
モーツァルトはこの4曲のホルン協奏曲を親しい友人でザルツブルク宮廷楽団のホルン奏者であった、ロイトゲープのために作曲したそうです。親しい気の置けない友人のためにモーツァルトも持ち前の茶目っ気と悪戯心をこの作品にこめ、愛らしい旋律も顔を出し、聴いていまして思わず顔が綻びます。4曲のホルン協奏曲をモーツァルトは「ロイトゲープ調のもの」と言っていたそうです。陽気な楽しさと素直な生気が躍動し、無邪気で伸びやかに流れる旋律、K番号400番代とは思えないほどに屈託がなく、本来?のモーツァルトの心が満ちているように感じられます。
初期輸入盤(CD本体は日本製) 7
盤面少しすれありますが再生問題無し
ライナー(解説書)裏表紙に購入記録の記入あり
「2/16 88 ロンドン」7枚目写真の通り
*まとめ買い値引きします(要事前コメント)
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