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クラガンモア 12年 空瓶とカートンセット

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天風水
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ご注意ください。中身はみんな私が飲み干しました。 ディアジオ社のクラシック・モルト・シリーズのスペイサイド代表「クラガンモア 12年」の空瓶とカートンセットです。 ラベルとカートンにこの蒸留所の代名詞である蒸気機関車が描かれたオールドボトルです。 ディアジオ社の前身はディスティラーズ・カンパニー・リミテッド(DCL)で、創業は1877年です。 元々グレーンウイスキー企業の複合体として生まれ、その後100年以上に渡り蒸留所を買収しながら巨大企業となっていきました。 DCLは傘下の蒸留所、ボトラーのみならず競合他社にも原酒を供給し、スコッチの質を維持することに努めました。 アメリカ禁酒法時代にもウイスキーを薬と偽って輸出するようなルール違反は犯さなかった、非常に意識の高い企業であり続けました。 DCLは蒸留所の設備投資にもかなり以前から取り組み、管理が行き届いていたため蒸留所を訪ねればDCL傘下かどうかすぐに判るほどでした。 DCLは1986年、モルトブームによる在庫枯渇の最中にギネス社に買収されましたが、その意識の高さからDCL時代のボトルは現在でも貴重品として扱われています。 DCL時代から続くクラシック・モルト・シリーズのスペイサイド代表がこのクラガンモアですが、このボトルはスペイサイドらしさを強く表しているか?と問われれば悩みます。 少なくともグレンリベットやマッカラン、グレンロセスやロングモーンと比較するとスペイサイドの要素は強くありません。 それでも質は高いのですが。 これをスペイサイド代表としたDCLは、一般人のウイスキーに対するセンスがよほど高いものだと信じていたか、もしくは本当に当時は皆高かったかのどちらかでしょう。 クラガンモア蒸留所は初めて蒸気機関車を引き込んだことで知られ、これによりスコッチの流通革命を起しました。 創業者は初公認蒸留所ザ・グレンリベットで有名なジョージ・スミスの私生児であるジョン・スミス。 蒸留センスとマネジメント能力を共に父から受け継いだようです。 わざわざ起業しなくてもグレンリベットの蒸留責任者に任命されていたのですが、そこでは収まらずに独立しました。 マネジメントは理論ではなく意識なのですが、これは説明が難しいものです。 稲盛さんなら愛と言うのでしょうが、私は一言では語れません。 MBAでは習得できないものです。
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