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ヴァント&北ドイツ放送響/ブルックナー:交響曲第6番

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ブルックナー 交響曲第6番イ長調 WAB106 [原典版] 指揮:ギュンター・ヴァント 北ドイツ放送交響楽団 録音:1995年5月15日 ハンブルク(ライヴ) ヴァントが生涯にわたって愛奏し続けたブルックナーの最も美しい交響曲。ヴァントによる交響曲第6番は、ケルン放送響との全集録音が発売された時にもこの曲の決定盤として最も高く評価されました。ヴァントは生涯にわたってこの曲を愛奏し続け、90歳記念コンサートもこの交響曲の演奏を予定していたほどでした。北ドイツ放送響とも2度ライヴ録音を残していますが、このアルバムはその後の方の1995年のライヴ録音で、厳しく結晶化し尽くされた響きがブルックナーの本質を突く名演の証左です。2017年の名曲名盤500ではダントツの第1位に選定されています。 音楽評論家:宇野功芳氏 「ブルックナーの第6番のCDは、古くはヨッフム/バイエルン、最近ではアイヒホルン、そしてユニークな朝比奈と名盤が相次いで登場したが、ヴァントの最新盤はそれらに互してベストを争う一枚となるであろう。」 ブルックナーの交響曲第6番は、ポピュラリティを獲得している第4番や峻厳な壮麗さを誇る第5番、そして晩年の至高の名作である第7番~第9番の間に挟まれており、知る人ぞ知る存在に甘んじている。楽曲自体は、極めて充実した書法で作曲がなされており、もっと人気が出てもいい名作である。規模の小ささがいささか災いしているかもしれない。そのような中で、ヴァントは、この第6番を積極的に演奏してしており、この演奏も至高の名演に仕上がっている。第1楽章など、金管を思いっきり力強く吹かせているが、決して無機的には陥ることなく、アルプスの高峰を思わせるような実に雄大なスケールを感じさせる。それでいて、木管楽器のいじらしい絡み合いなど、北欧を吹く清涼感あふれる一陣のそよ風のようであり、音楽の流れはどこまでも自然体だ。第2楽章は、宇野功芳氏が彼岸の音楽と評しておられたが、最晩年になって漸く到達し得た至高・至純の境地をあらわしていると言える。ヴァントは、2002年にベルリン・フィルと同曲を演奏する予定だったが、その死によって果たせなかった。残念! 国内盤、帯無し、盤面傷無し14 プラケース白い部分少し黄ばみあり *まとめ買い値引きいたします(要事前コメント)  追加1点に付き各150円引き
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