『雪の香り』
文春文庫 定価¥840-
〈学生時代、冬の日に出会った恋人・雪乃。12年前に姿を消した彼女を、いま警察が追っている。新聞記者になった私は密かに調査を開始した。彼女は何をしたのか。なぜ姿を消したのか。京都の四季を背景に描かれる若き日の恋と、隠された秘密をめぐる現在の日々。『罪の声』の著者が贈る純愛ミステリーの傑作! 解説・尾関高文〉
『騙し絵の牙』
角川文庫 定価¥720-
〈出版大手「薫風社」で、カルチャー誌の編集長を務める速水輝也。笑顔とユーモア、ウィットに富んだ会話で周囲を魅了する男だ。ある夜、上司から廃刊の可能性を匂わされたことを機に組織に翻弄されていく。社内抗争、大物作家の大型連載、企業タイアップ……。 飄々とした「笑顔」の裏で、次第に「別の顔」 が浮かび上がり——。俳優・大泉洋を小説の主人公に「あてがき」し話題沸騰!2018年本屋大賞ランクイン作。解説・大泉洋〉
それぞれ表紙カバーに細かいキズやヨレ、『騙し絵の牙』の背に大きく折れ目がありますが、いずれも中身は綺麗な状態です。