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「短歌の世界」
内容説明
わずか三十一音で紡ぎだされる詩の世界。その可能性に挑みつづけた前衛歌人は、「つくる」ということをどう見つめてきたか。比喩、詞書、序詞、連作といった技法から、事実と虚構、写生、即興、音韻の問題、さらには民衆、風土、戦争とのかかわりまで、自在な筆致で、短歌をこえるようにして短歌の核心に迫る、本格的入門書。
目次
1 短歌をつくる前におこなう予備考察
2 短歌をつくる(角力の歌;夢の中の推敲;音楽について)
「女性俳句の世界」
内容説明
「雪はげし抱かれて息のつまりしこと」「短夜の看とり給ふも縁かな」。今、空前の女性俳句ブームといわれる。女性はなぜ俳句を作るのか。男性と女性の句に違いはあるのだろうか。加賀の千代女から杉田久女・細見綾子に至る近世から現代までの女性俳人12人を選び、ひたむきに自己表現を求める彼女らの生きざまと、作品世界の魅力を解き明かす。
目次
田捨女―丹波に生まれた清冽な魂
斯波園女―才と気骨のプロ俳人
千代女―北国に生きた柔艶の女性
榎本星布―近代的感覚の詩性と孤愁
田上菊舎―瀟洒・闊達の文人尼
竹下しづの女―強靱な意志と知の人
杉田久女―端正・優艶のナルシシズム
橋本多佳子―はげしい気息と感性の才媛
三橋鷹女―幽玄・華麗な老年を描く
中村汀女―豊潤な母性とこまやかな日常諷詠
石橋秀野―凄絶のいのちをうたう
細見綾子―生涯を貫く無礙の詩心
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