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《品切稀少本》量子力学入門 現代科学のミステリー

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《品切稀少本》 量子力学入門 現代科学のミステリー 並木 美喜雄 定価: ¥ 820 #並木美喜雄 #本 #自然/物理学 二十世紀が生んだ,相対性理論と並ぶ素晴らしい知的財産――量子力学。それはミクロ世界の探求で大成功をおさめたが,その基礎は今日まで続く大論争のもとでいまなお揺らいでいる。本書は,新しい観測理論を提唱した著者による,意外性と非日常性に満ちた「量子の世界」への案内であり,読者は最高の知的興奮を味わうことになろう。 ……、電子や中性子などの量子力学的粒子は粒子性と波動性を二つながらもつ「何か」である。この性質を波動・粒子の二重性という。………。しかし、局在する「物」である「粒子」と広がった現象である「波動」という相反するモデルで、一つの対象を理解することは容易ではない。ゴルフボールと水面の波との同一視は無理だろう。その無理を突破して「何か」の内容を解明することがこの本の目的なのである。これまでも、波動・粒子の二重性の説明には、量子論の解説書(巻末文献)の著者たちは大そう苦労している。 〈プロローグ―「存在」とは何か              より〉 光量子仮説は作用量子仮説をさらに一段と革命的に飛躍させた。それ以前、光は古典的な電磁波動であった。…、それは「現象」であって、「物」そのものではない。アインシュタインはその光を「物」である「粒子」にしようというのだ。ブラウンの作用量子仮説は電磁波動のエネルギーに量子性を導入したが――それだけでも十分に革命的だったが――実体的な要素は何もない。アインシュタインはエネルギーの量子性に光量子という「実体」を与えたのである。作用量子仮説の実体化であり、その意義は極めて大きい。 しかし一方、光の波動性は実験的な事実であって、否定することはできない。光量子仮説の成功は光が波動性と粒子性を二つながらもつという難問、すなわち、波動・粒子の二重性という新しい難問を生んだ。これはまさに量子論の本質であり、本書の主要テーマの一つだ。第5章で詳しく議論する予定である。 1905年は奇跡の年と呼んでもよい。スイスの特許庁に務めていたアインシュタインは光電効果の理論の他に特殊相対論とブラウン運動論の論文を発表している。……。彼は光電効果の理論でノーベル賞を受賞した。相対論でではない。……… 〈2 量子の発見 より〉
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