2019年4月24日から6月23日に京都大学総合博物館2019年度春季企画展として開催された『タイムライン 時間に触れるためのいくつかの方法』の展覧会図録です。
「タイムライン 時間に触れるためのいくつかの方法」
定価:¥2200
編集:「タイムライン 時間に触れるためのいくつかの方法」プロジェクト アーカイヴ制作チーム
デザイン:熊谷篤史
発行:this and that
執筆:中村史子、武田宙也、岡田温司、田口かおり
出展作家:井田照一、大野綾子、加藤巧、土方大、ミルク倉庫+ココナッツ
企画:タイムライン展実行委員会(岡田温司 実行委員長/京都大学大学院人間・環境学研究科教授、岩崎奈緒子 京都大学総合博物館教授、武田宙也 京都大学大学院人間・環境学研究科准教授、加藤巧 美術家、田口かおり 東海大学創造科学技術研究機構講師/修復士、土方大 アーティスト/インストーラー 所属・役職は2019年当時)
展覧会:2019年4月24日から6月23日「京都大学総合博物館2019年度春季企画展『タイムライン 時間に触れるためのいくつかの方法』」
【以下、商品ページより転載】
本書は展覧会の図版記録にとどまらず、作家へのインタビューや作品調査をはじめ、さまざまな科学分析の結果、展示の際に使用した機材リスト、搬入搬出の行動履歴など、芸術作品をめぐる「時間」と「生」について、その成立過程をタイムラインに沿って記録する試みです。
実験的な試みをいち早く実践したアーティスト・井田照一の作品を起点に、アーティスト・インストーラー・修復士・美術史家が、芸術作品を作ること、示すこと、残すことに直接かかわり、考えをめぐらせ、モノと私たちの「時間」と「生」について、ともに考える場として本企画は実施されています。