いい意味で、今となってはなかなか聴けないような演奏でした。
バルビローリ/チャイコフスキー:後期交響曲集(3CD)
1957-59年ステレオ録音。旋律をたっぷり歌わせ、随所でラテン気質を爆発させた激烈演奏。バルビローリ=温和という印象を完全に払拭する圧倒的な熱気がたいへん印象的です。
手兵ハレ管弦楽団との交響曲第4番、第5番、第6番のほか、『ロメオとジュリエット』『弦楽セレナード』『スラヴ行進曲』『アンダンテ・カンタービレ』を収録。
チャイコフスキー:
・交響曲第4番へ短調 op.36
・交響曲第5番ホ短調 op.64
・交響曲第6番ロ短調 op.74『悲愴』
・幻想序曲『ロメオとジュリエット』
・弦楽セレナード ハ長調 op.48
・スラヴ行進曲 op.31
・『アンダンテ・カンタービレ』
ハレ管弦楽団
ロンドン交響楽団[op.48]
ジョン・バルビローリ(指揮)
録音:1957-59年[ステレオ]、1964年[op.48,ステレオ]