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シフラ/ラ・カンパネラ〜ベスト・オブ・リスト

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CGケロ(クラシックCD3000枚出品)
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リスト ①ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調 ②ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調 ③ハンガリー狂詩曲第15番イ短調『ラコッツィ行進曲』 ④ラ・カンパネラ(パガニーニによる大練習曲第3番) ⑤愛の夢第3番変イ長調 ⑥小鳥に説教するアシジの聖フランソワ(2つの伝説曲第1曲) ⑦リゴレット・パラフレーズ(ヴェルディ/リスト編) ⑧ファウスト・ワルツ(グノー/リスト編) ジョルジ・シフラ(ピアノ) 録音:1950年代~1978年 リスト=超絶技巧といわれるほど、リストは技巧的な作品を多く残しました。そして20世紀中頃、『ハンガリーにリストの再来がいる』と噂されるピアニストが現れました。それがシフラでした。ハンガリー動乱を逃れ西側に亡命し、完璧な技巧で各地で聴衆を唖然とさせました。ただし彼の魅力は技巧だけではありませんでした。テクニック一辺倒と思われていたリストの音楽に、豊かな色彩感や抑揚、うねるような表情を付け、リストの音楽が再評価される源ともなったのです。特に『ハンガリー狂詩曲』などは、彼ならではの世界。ジプシー音楽の原点をみるような名演です。 シフラというピアニストは、その芸風のあまりの独自さのゆえ、極めて激しい毀誉褒貶の演奏評価を受けてきた人だったが、ことリストの演奏に関しては、彼をしのぐような衝撃を与えるピアニストは未だに現れていない。低音はガンガンとうなり、ところどころ曲が寸断されたかのように強烈なアクセントをつけ、急にテンポを変える。そういった点を考慮するなら、彼はいわゆる巨匠ピアニストと言うより、一般的には大芸人と言うべきかも知れない。時に内容空疎とぼろぼろの批評を受けていた彼だが、しかしここで聴かれる演奏は内容カラッポどころか、愉悦の極みだ。聴き手を唖然とさせるためにこそ存在する超絶技巧はきちっと決めるどころか、まさに聴き手の想像を超越している。何より彼の演奏で驚くのは、ピアノという楽器がこれほどまでに激情的になれるのか、ということだ。愛の夢でのこの曲想の盛り上げ方はどうだろう。こういった演奏もありなんだと認めることも、また音楽の奥の深さを知る第一歩となりうる。 国内盤【廃盤】帯付き、盤面傷無し 12 *まとめ買い値引き致します(要事前コメント) 2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き 4枚購入→450円引き、10枚以上は全品150円引き
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