代表的人間像
エマソン,R.W.(ラルフ・ウォルドー) (著) , 酒本雅之 (訳)
人間である限り可能性としては誰でもがすべて偉人なのだと説く本巻は、人間に宿る魂の現れ方をそれぞれに代表する六人の偉人により論じている。(このシリーズのオンデマンド版では元本よりひと回り大きいため、文字も少し大きくなっています。)
商品の目次
第一章 哲人に生きる人ープラトン
補 説 あたらしいプラトン説にせっして
第二章 神秘に生きる人ースエーデンボルグ
第三章 懐疑に生きる人ーモンテーニュ
第四章 詩歌に生きる人ーシェイクスピア
第五章 世俗に生きる人ーナポレオン
第六章 文学に生きる人ーゲーテ
訳者あとがき
エマソン,R.W.(ラルフ・ウォルドー)
1803年アメリカ・ボストンに生まれる。 父は牧師。1821年ハーバード大学を卒業。 アメリカを代表する詩人・思想家。 神と自然と人間の究極的合一を説く超越論を唱えた。 著書に『自然論』等がある。
酒本雅之
昭和6年生まれ。東京大学大学院英米文学専攻修士課程修了。お茶の水女子大学教授を経て、共立女子大学教授。著書に『アメリカ・ルネッサンスの作家たち』『ことばと永遠−エミリー・ディキンソンの世界創造』『沙漠の海』、訳書に、ホイットマン『草の葉』のほか、『エマソン選集6代表的人間像』などがある。