「オリエントの神話」
G・H・リュケェ / J・ヴィオー / F・ギラン / L・ドラボルト / 中山 公男
定価: ¥ 250
昭和37年
フェリクス・ギラン編集の「Mythologie Générale」から、ギリシア・ローマにさきがけて古代文明の栄華をきそった、オリエントの国々 - エジプト、アッシュリア・バビロニア、フェニキアの神話に、序説として原始時代の信仰を加えてまとめたのが本書である。
エジプトの神話(J・ヴィオー執筆)では、ピラミッド建設の基盤になった強大な国王の勢力の源泉をその神的性格にたずね、奇怪な動物の姿で表徴された多くの神々への信仰の実体をたどる。
アッシュリア・バビロニアの神話(F.ギラン執筆)では、マルドゥーク、アヌー等の主神に始まり、大洪水伝承、ギルガメッシュ叙事詩などの世界最古の物語を系統的に紹介。
そして、フェニキアの神話(L・ドラボルト執筆)では、ギリシア神話の源流ともなったフェニキアのアドニスの物語をはじめ、カルタゴ、ハッティの神話にも言及している。
<表紙について>ハルマクヒス。ギゼーの大スフィンクス。古来から何回となく砂に埋没して今にその姿をのこしている。ギゼーの第二ピラミッドと同時代につくられた(第四王朝、前2900 - 2750年)。
表紙見返しが変色しています。(写真7枚目)
古い本の為、全体に汚れ・痛みがあります。
中古品に理解のある方のみ、よろしくお願い致します。
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ご了承下さい。
みすず・ぶっくす