Bent The Everlasting Blink

希少超名盤。 20年前に購入したものなので、紙ジャケ、盤面ともにそれなりの経年劣化、擦り跡や色褪せがございます。 あくまで中古品だとご理解いただいた上で御検討よろしくお願いします。 以下はAmazonレビューからの転載です。 ご参考にどうぞ。 ー ノッティンガム出身のベントは、チル・アウト界の「変なおじさん」だ。むさ苦しく、風変わりで、はた迷惑ではあるけれど、愛すべき存在なのである。さて、この2人組の2ndアルバム『The Everlasting Blink』だが、同じように変わり者の親類にたとえることができそうだ。他人と違っていて興味を引かれるが、間違っても一緒に暮らしたくはない――そんな感じだ。あらゆる点でレモン・ジェリーやZero 7の美しさを備えているが、荒削りでファジーな部分もあって、そこが何とも憎めない。 ベントの世界では、スムーズなグルーヴとカラフルなサウンドスケープが繰り広げられるかと思いきや、チャリティー・ショップの悪趣味なレコードからサンプリングしたうさん臭いサウンド、サクサクしたビート、チープなアンビエント風シンセ・サウンドなどに取って代わられる。彼らが2001年に発表したデビュー・アルバム『Programmed to Love』は、このいびつなカット＆ペーストの手法をフルに使った作品で、思い切りレイドバックした曲と奇妙なエレクトロニック・トラックが同居していた。一方、『The Everlasting Blink』はずっとスッキリしたつくりである――おバカでいかがわしいところは同じだが、プロダクションが段違いに向上しており、型破りな怪作は少なくなっている。素晴らしいサウンドで小さなピカピカのアクセサリーを何個もつくり、それらをぎっしり詰めこんだようなアルバムだ。麻薬的な「Beautiful Otherness」（ヴォーカルにビラヴドのジョン・マーシュをフィーチャー）、先行シングル「Magic Love」、歌の集いを連想させるセミ・アコースティック・カントリー、不意に挿入されるエレクトロニックな間奏など、聴きどころがそろっている。すでにベントにほれこんでいる人たちには何ら新鮮味のないアルバムだが、まだ信者になっていないリスナーには啓示をもたらすはずだ。 #BENT #CD