「ナウズ・ザ・タイム」の次作で,RCA最後の作品。選曲も前作以上にポップになっているが,曲がスタンダードといってもロリンズの演奏はちっともスタンダードの枠には入りきらぬ豪快かつ奔放さに溢れている。この創造性の発露はやはり並ではない。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
ソニー・ロリンズの1965年のRCA時代の最後のアルバム。当時ラテンを取り入れたり、ニュー・ジャズに接近したり様々なチャレンジをしていたロリンズだったが、このアルバムでは原点に返りスタンダード・ジャズをカヴァー。
野太い珠玉のロリンズ節が堪能出来る、俊作。録音も俊逸。いつも、もうずっと聴いて居たいと思ってしまう。
最近の軟弱なジャズ演奏にお疲れ気味の貴方におすすめです。
1オータム・ノクターン(秋のノクターン)
2ナイト・アンド・デイ
3ラヴ・レターズ
4マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ
5スリー・リトル・ワーズ
6トラヴェリン・ライト
7アイル・ビー・シーイング・ユー
8マイ・シップ
9イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー
10ロング・アゴー