ジャック・オッフェンバック：２本のチェロのための組曲　　　ローランド・ピドゥ　他

２つのチェロのための二重奏の方法論 コース　作品５４ ①第１組曲 1）アレグロ・マ・ノン・トロッポ 2）アダージョ・レリジョーソ 3）ロンド。アレグロ ②第２組曲 1）アレグロ 2）アンダンテ 3）ポロネーズ ローランド・ピドゥ：チェロ （ ストラディヴァリウス　1692 年 ） エティエンヌ・ペクラール：チェロ （ ベルナルデル = ペール　1863 年 ） 録音：1979 年 レーベル：harmonia mundi FRANCE 番号：HMC 90 1043（輸入盤） 1850 年から 20 数年間にわたって、総計 90 曲ちかい痛快なオペレッタやオペラ・ブッフの数々によって、パリの、いやパリのみならず、ウィーンを含むほとんど全ヨーロッパの聴衆を笑いの渦に巻き込んだオッフェンバックは、日本でさえ、かつて浅草オペラの全盛時代には一世を風靡したといいます（その痕跡はあとかたもなく消えてしまいましたが・・・）。 オッフェンバックがオペレッタで成功する以前、パリで名チェリストとして活躍していたのをご存知ですか？ 三省堂の『クラシック音楽作品名辞典』によると、オペラ・コミック座の楽団でチェロを弾き、初期にはチェロの作品もあるが、1850 年ミュッセの劇『シャンデリア』のための挿入曲として作曲した「フォルトゥニオの歌」が大当たりしたことから、オペレッタ作曲家に転じたそうです。 輸入盤なので、日本語で解説書を読めないのが残念ですが、予備知識がなくても問題ありません。これらの組曲は、とても美しいデュエットです❗ 若い頃はずいぶんと輸入盤を漁ったものですが、当盤のような未知の佳曲に思いがけず出会えるのも楽しみのひとつでした。 時代が変わり、予想外の出会いや掘り出し物に出会えるのがメルカリの面白いところだと、感じておられる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか？ オッフェンバックのチェロ作品は、「ジャクリーヌの涙」だけではありませんよ。オススメの１枚です❗ 盤面に、ほんの少し傷があります。 素人検品です。傷の捉え方には、個人差があることをご理解願います。 出品前に、全曲の再生確認してあります。 問題なく、再生できます。 解説書に、ケースの爪で圧された痕があります。写真を必ずご確認願います。 自宅で保管していた物です。 神経質な方は、購入を控えてください。