STEELY DAN 彩

スティーリー・ダン 1977年発売の エイジャ です。 1977年に発表された本作品『彩（エイジャ）』はスティーリー・ダンとしての第6作であり、彼らの最高傑作として知られる作品である。77年と言えば（日本では）AORやシティ・ミュージックといった呼称で親しまれたメロウ＆スムースなサウンドが当時の時代の気分。本作もそうした時代背景があってか、ジャズ、フュージョン畑の一流スタジオ・ミュージシャン・・・リー・リトナー、 ジェイ・グレイドン、 ジョー・サンプル、 スティーブ・ガッド、 ウェイン・ショーターらを集結させている。それがなんとも適材適所！ フェイゲンとベッカーの二人が描いた青写真を見事に具現化させている。本作は前作にあたる『摩天楼の幻想』から1年と言う短いスパンで完成されたが、この1年間の間は殆どスタジオに篭りっぱなしだったそうで、日曜日もホリデイ・シーズンも関係なく、アルバム制作に没頭していたという。制作費も100万ドルは優に超えるという。ハイ・テクニックでもって聴かせてくれるエキサイティングな演奏、スタジオにて練りこまれた無駄のないサウンドはクールでアーバンな印象。汗臭いロックと呼ばれる音楽とはまったく違うところに位置しているのかもしれない。しかし、フェイゲンとベッカーの「音」に対する並々ならぬ拘りや熱い想いには逆にロックを感じてしまうのである。  77年に発表され、洗練の極みの彼らの最高傑作。前作『幻想の摩天楼』からオリジナルメンバーは、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの2人だけになってしまった。そんな彼らに超腕利きゲストミュージシャンを加えて制作された、極上の都市型音楽アルバム。     おなじみのエンジニアのロジャー・ニコルズとプロデューサーのゲイリー・カッツの頭脳陣に、ラリー・カールトン、リー・リトナー、チャック・レイニー、ジョー・サンプル、スティーブ・ガッド、バーナード・パーディらが参加。リラックスして聴き流してよし、じっくり聴き込んでもよし。 ブラック・カウ 彩(エイジャ) ディーコン・ブルース ペグ 安らぎの家 アイ・ガット・ザ・ニュース ジョージー CD盤面に小キズが多数あります 中古品としてのご理解をお願いいたします よろしくお願いいたします