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“Potlatch” 「Nanahuatzin-ナナワツィン」

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ジョルジュ・バタイユが、 15年に及んだ未完の草稿、 人類の『呪われた部分』、 “ポトラッチ”を冠したシリーズ第2弾。 元わ、最弱にして、「皮膚病」「腫瘍」の神だったが、その身を火に捧げた事で、 アステカの太陽神になった 「ナナワツィン」が登場↑●↑ カソック、Seditionaries、archivio j.m.ribotの意匠を引用・踏襲し、 複数の素材やアンティーク・ボタンなどを使い、 有用性の限界に挑んだ1枚。 「なんだこれわ」 サイズ:FRÈRE 肩58cm 袖丈65−68cm 身幅54cm 着丈58−75cm 前作同様、 パターンを取らず、 平置きでコラージュの様に即興で、 生地を切り抜き・引裂き 手縫いと手編みで再構築。 コットン・ベースですが レースやモコモコ素材、 敢えて大きい網目にした箇所など 生地に緩急をつけてマス↑ ボタンわ、 ボーン、コロゾ、貝、ホーンなどフレンチアンティークからビンテージまでランダムに配置。 パンクやグランジ、モードから アルチザン系のノスタルジックな意匠まで、幅広くマッチする印象デス↑ ● 「東京五輪」同様に様々な問題が報道され、 開催が危ぶまれる状況により、中止を求める声も多い大阪万博。 意外にも、ボランティアの応募わ目標の3倍だとか。 田舎から都市部への集団就職が始まったのが1954年。 東京五輪の64年にわ最盛期を迎え8万人だったそうで 70年の万博にわ、どれだけの集職組が来場したことか。 興味深いのわ、 現代の「ポトラッチ」とでも云ふ 近代国家主導の「祭」が、地方共同体の崩壊の始まりと、時同じくしていることです。 多くの「祭」に共通する、 生と死や現世の価値の逆転。 それわマサに祀り事で、 今日の経済的な目的でわ決してなかった。 それわ、エリアーデの云ふ、 聖なる時間の再生であり、 集団の結束を固くするものであり、 古い世界が終わり、新しい生の時間を告げるものであった。 バタイユに強く影響を受けた、 岡本太郎わ、「死は祭だ」と云った。 彼わ自分の作品の保護にも無頓着であった。 東ヨーロッパと西アジアの 「もうひとつのポトラッチ」が世界経済を脅やかす中で、大阪を舞台にした、「3丁目の夕日」の再・再上映会わどうなり魔性か。 祭と政わ違いますがね。

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