ニコライ ・ ミャスコフスキー：チェロ協奏曲 ＆ チェロ・ソナタ第１番 、第２番

収録曲 ＆ 演奏者 ①チェロ・ソナタ　第１番　ニ長調 　作品 12 ②チェロ・ソナタ　第２番　イ短調 　作品 81 ③チェロ協奏曲　ハ短調　作品 66 アレクサンダー・ルディン：チェロ ヴィクター・ギンズブルク：ピアノ アンドレイ・ゴロヴィン：指揮 ムジカ・ヴィヴァ・オーケストラ 録音：① 1981 年　② 1984 年 　　　③ 2003 年 CELLO CLASSICS：CC 1012（輸入盤） プロコフィエフの生涯の友人であり、ハチャトゥリアンやシチェドリン、カバレフスキーらの師として知られるニコライ・ミャスコフスキーは、主に２０世紀前半に活動しました。 交響曲は２７曲も作曲していますが、独奏楽器と管弦楽のための協奏曲は、ヴァイオリン協奏曲とチェロ協奏曲の２曲しかないようです。 チェロ協奏曲は、ソビエトの若いヴィルトゥオーゾ世代のためのレパートリー拡充という目的のために書かれており、瞑想的なレント・マ・ノン・トロッポで始まり、展開部の代わりに短いソロのカデンツァが置かれるというユニークな構成で、憂鬱な雰囲気の第１主題と、明るく情熱的な第２主題が絶妙なバランスを保っていますね。続く第２楽章はロンド形式で、３連符の躍動する主旋律と２つの緩やかなエピソードが特徴。華やかなカデンツァの後、冒頭の主題が再び登場し、瞑想的なコーダへと導かれます。傑作です❗ チェロ・ソナタ第１番は、比較的若い時期の作品。第２番は最晩年の作品で、ロストロポーヴィチに献呈されています。 第１番の方がやや旋律の甘さが強い印象を受けますが、２曲ともチェロの息の長い美しい旋律をピアノが支えるロマンチックな曲想です。チャイコフスキーやラフマニノフほどの甘さはありませんが、かえってそれが良いと思う方もいるのではないでしょうか？ 盤面に、傷はありません。 老眼での素人検品です。傷の見落としがありましたら、ご容赦くださいね。 出品前に、全曲の再生確認してあります。 問題なく、再生できます。 自宅で保管していた物です。 神経質な方は、購入を控えてください。