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リパッティ/ブザンソン音楽祭1950~最後のリサイタル

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伝説の「ディヌ・リパッティ最後のリサイタル」 ①バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825 ②モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310 ③シューベルト:即興曲変ト長調 D.899-3 ④シューベルト:即興曲変ホ長調 D.899-2 ⑤ショパン:ワルツ集(13曲) ディヌ・リパッティ(ピアノ) 録音時期:1950年9月16日 録音場所:ブサンソン 録音方式:モノラル(ライヴ) 夭折という言葉の代名詞とも言われる不世出の名ピアニスト、リパッティがその最後の最後、死の2ヶ月前に重い病をおして敢行した歴史的意義のあるライヴ録音です。プログラムはショパンのワルツをはじめ、モーツァルト、バッハなど、いずれもリパッティが得意中の得意とした曲ばかり。最初の《パルティータ第1番》からして、涙なくしては聴けない内容です。 ショパンのワルツ集は14曲を演奏する予定でしたが、最後の1曲(第2番)は力尽きて演奏できなかったため、13曲のワルツ集になっています。モノラル録音ですが、当時最高の録音機材で録音されており、拍手も含め、臨場感とリパッティの細密なタッチが明確に聴きとれます。 33歳の若さで夭逝したルーマニアのピアニスト、ディヌ・リパッティ。その短い生涯の最後、彼は医師の中止勧告を振り切ってフランス・ブザンソン音楽祭に出演した。悪性リンパ腫の末期にあった。後に妻が「まるでゴルゴダの丘に向かうイエス・キリストのようだった」と回想したほど体調は悪化していた。演奏している途中で体調が悪くなり、いったん控え室に戻って注射をしてもらってステージに戻ったというエピソードも伝えられている。この日の聴衆も、彼の余命があといくばくもないことを知っている人ばかり。嫌が応にも緊張感に満ちた会場で、リパッティは瀕死の病人の演奏とは思えない、死を目前にした人間だけが奏でられる、鬼気迫る演奏を続けていく。しかし、透明感のある音色、凛々しさにあふれた詩情はやはり、リパッティの音楽そのもの。どこか高貴なイメージを纏い、聞く者に感銘を与える。それから2ヶ月後、彼は天に召された。 国内盤、帯付き 盤面少しすれありますが再生問題無し プラケーズの白い部分少し黄ばみあり *まとめ買い値引き致します(要事前コメント)  追加1枚各150円引き  10点以上は全品150円引き
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