邸宅と手前の橋、そして川が一体となったデザインで、下部に「CHATSWORTH HOUSE」の文字が見られます。
「CHATSWORTH HOUSE/チャッツワースハウス」とは、イングランドのダービーシャー、ピーク・ディストリクト国立公園の中にある16世紀に建てられたカントリー・ハウスのこと。
かつてはスコットランド女王メアリーが身を寄せていたこともある歴史ある邸宅で、素晴らしい邸宅と庭園からなり、1872年から1873年にかけて欧米諸国を歴訪した岩倉使節団も訪れ、屋敷の壮麗さと庭園の見事さに感銘をうけたことが伝えられています。
現在はデヴォンシャー公爵の邸宅であり、屋敷の運営等はチャッツワース・ハウス・トラストによって管理されており、多くの部分が一般公開されています。
また、ダーウェント川に掛けられた「Pain's Bridge/ペインズ・ブリッジ」は建築家James Paineにより1761年の建立され、ローマ風のデザインで、エントランスドライブからチャッツワースハウスに向かう時に美しい角度で見えるよう、綿密に計算されて作られたといわれています。
このドアノッカーはチャッツワースハウスの最高の景観である、邸宅と橋を巧みに組み合わせたもの。
よく見れば、川の流れや橋脚に置かれたローマ風の彫像も表現されています。
◆England
◆推定製造年代:c.1900-1930年代頃
◆素材:真鍮
◆サイズ:幅約4.7cm 高さ約7.7cm 厚み約2.2cm
◆重量:96g
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。