レイ・ガートン＆トマス・トライオン　文庫計4冊セット

古書のため若干のキズ、シミ、ヤケがあります。 読むには問題ありません。 気にしない方のみご購入ください。 レイ・ガートン『ライヴ・ガールズ』 悪名高いニューヨークの歓楽街、タイムズスクエア。そこにひっそり建つ覗き部屋、《ライヴ・ガールズ》。妖しいネオンに誘われ、その店を訪れた男たちは皆、血に飢えた悪鬼と化す……。現代都市の下腹に蠢く吸血鬼を、強烈な悪趣味感覚で描きつくす伝説のカルト・ホラー。２０世紀ホラーが遺した悪夢の傑作、驚愕の日本上陸成る！ トマス・トライオン『悪を呼ぶ少年』 リンゴ農園の主人が納屋の地下室で事故死した。妻は半病人となり、部屋に引きこもってしまい、後に残された十歳の双子のホランドとナイルズは祖母アダが優しく見守っていた。兄ホランドは冷酷で謎めいているが、ナイルズは明るく素直な性格だった。そんなある日、双子が嫌う徒弟ラッセルが干し草の中にあった鋤で胸を貫かれて即死する。その後も農場周辺で奇怪な事件が連続して起こるが、その背後には、必ずホランドの影があった。アダは孫への愛ゆえに考えまいとしていた恐るべき真実に慄然とする…。衝撃のラスト！サイコホラーの大傑作。 トマス・トライオン『悪魔の収穫祭』 （上巻）ネッドは家族とともにコーンウォール・クームの村に移り住んだ。陽光と土の香り、昔ながらの方法でトウモロコシを育てる農民たち。そこはまさにネッドの考える理想郷だった。ただ１つ気になるのは、墓地の外にぽつんと建つ墓だった。自殺した若い女のものだというが、村人は多くを語ろうとしない。ネッドの不審の念はますます強まった。その時から彼は、村の恐るべき秘密と禁忌の中に、大きく足を踏み入れていたのだった…。 （下巻）ネッドは村の歴史を知るにつれ、その秘められた魔性に慄然となった。だがタブーの壁は厚かった。収穫祭の夜、森ではいったい何がおこなわれるのか？墓地の外に葬られた女の死の秘密とは？舌を切りとられた男は何を見たのか？やがて起るおぞましい事件を機に、ついに村は本性を表わした。そして訪れた収穫祭の夜―土俗とエロスを融合させ、戦慄の猟奇世界を創造するモダン・ホラーの傑作。