バッハ 2枚組
無伴奏チェロ組曲(ギター版) 全6曲
第1番BWV1007～ 第6番BWV1012
アンドレアス・フォン・ヴァンゲンハイム（ギター）
録音：1997年 バンゲンハイム
バッハの無伴奏チェロ組曲をギターで演奏したものです。若きギターの名手、ヴァンゲンハイムが自ら編曲。ともすれば、重苦しくなりがちな、チェロのマイナス面が全くありません。各舞曲の性格がよく表現され、美しい旋律がよどむことなく流れていきます。常識にとらわれないかなり大胆な装飾音もちりばめられています。バッハが本当は書きたかった対旋律、和声はきっとこうだったに違いない、と思えるような編曲です。バッハ没後250周年にリリースされた記念盤です。
バッハの音楽は様々な楽器で演奏されているほか、様々な編曲バージョンが存在します。これは無伴奏チェロ組曲をクラシカル・ギターに編曲してたもの。弾むギターの音色と演奏が、トスカーナ地方を連想させるような素朴さ、明るさを感じさせてくれる。緊張感や峻厳さや宗教性などよりは、曲自体の良さが伝わってくる、聴いていてひたすら気持ちがよい演奏。ギターの音色とエコーのかかり具合が絶妙。バロック音楽は、短調曲になった途端に沈み込むような重苦しさに被われることが多いが、このアルバムは、ギターの乾いた音色が、それを救っている。思わず長居してしまう、お気に入りの場所のような音楽。
調はギターで演奏しやすいように移調されているが、原曲に忠実な編曲が施され、演奏も流麗かつ端正。まろやかな音色と豊かな表情を持った芸術性の高い演奏。バッハの普遍性はおそろしいほどです。もちろん演奏の見事さもあります。
ギターの優美で癒される美しい音色に鳥肌立ちました。毎日聴いていても飽きません。流し聴きもよし、じっくり聴いてもよし、朝の目覚めでも夜の入眠時でもよし、読書中にも勉強中にもよし。短調で重々しい苦悩的な第5番を何と美しく弾いてしまうのか。この癒し効果のナゾはヴァンゲンハイム氏のコンサートに行ってようやく分かりました．キラキラ水滴に反射して輝く暖かい日差しのような、神秘的な音色でしした。
輸入盤【廃盤】盤面傷無し
プラケースすれあり 23
＊まとめ買い値引き致します(要事前コメント)
2点目から各150円引き
10点以上は全品150円引き
Translate
8938
4
