秘書類纂　帝室制度資料　明治百年史叢書　上下揃　原書房　慶応義塾大学除籍本

伊藤博文 編 1970年 除籍本の跡がありますが、本の状態はまあまあで、通読に一切問題ございません。昭和10年の原本は、紙の質も悪く劣化しておりますが、これは1970年に復刻されたものです。どうぞご検討宜しくお願い致します。 秘書類纂とは 伊藤博文のもとに山積した書類を編集した史料集。伊藤の生前に分類・整理したものを、平塚篤、金子堅太郎、尾佐竹猛らが校訂し、1933年（昭和8）から36年にかけて公刊した。内容は、日清(にっしん)事件（発禁）、外交編、帝室制度資料、財政資料、法制関係資料、官制関係資料、兵政関係資料、台湾資料、帝国議会資料、実業・工業資料、朝鮮交渉資料、雑纂(ざっさん)の全24巻からなる（これに「憲法資料」全三巻を加える場合もある）。1890年から1900年前後の国家機密にわたる重要史料が収められている。 上巻 皇室典範、皇室曾計法、御料地選定ニ関スル議、東宮殿下御教育上ニ付建白書、内親王殿下御教育意見、皇子教育の方針、経費定額、定額増減概要説明、常用部歳入歳出予算比較説明書、有栖川宮家決算報告、各皇族方御歳計調書等収録。 下巻 皇族婚嫁令等、御資部歳入歳出予算と財本増減予算、鉱山等の公売等、払下代金一時納入の件等、小松宮殿下並御息所独逸皇帝及皇后ヘ謁見ノ事、旧公卿華族救助賜金ノ件、依仁親王殿下ヨリノ御報告書帝室ヘ慈恵部ヲ置カルヽ事、正一位人名簿、欧州参考書類等を収録。