ベートーヴェン
交響曲 第9番 ニ短調 作品125 《合唱》
ジューン・アンダーソン(ソプラノ)
サラ・ウォーカー(アルト)
クラウス・ケーニヒ(テノール)
ヤン=ヘンドリク・ロータリング(バス)
バイエルン放送合唱団
ベルリン放送合唱団
ドレスデン・フィルハーモニー児童合唱団
バイエルン放送交響楽団
ドレスデン国立管弦楽団員
ニューヨーク・フィルハーモニック団員
ロンドン交響楽団員
レニングラード・キーロフ劇場管弦楽団員
パリ管弦楽団員
指揮:レナード・バーンスタイン
録音:1989年12月25日 東ベルリン〈ライヴ〉
「ベルリンの壁」崩壊 クリスマス記念コンサート
ベートーヴェンの《合唱》という歓喜の表現に最もふさわしい作品を、「自由の喜びを共に祝するために」指揮するバーンスタイン‼︎ 東西両ドイツ、東西両陣営、壁を乗り越えて結集した演奏家たち、まさに歴史的なコンサート・ライヴ録音です。東西6つのオーケストラ団員の複合オケなので、アンサンブルの精度は少しだけ落ちますが、東西統一の歴史的瞬間に立ち会っている高揚感が、演奏を共感と感動をより深いものにしています。
人気音楽評論家:宇野功芳氏が薦めていたと記憶していますが、そう言われてみればフルトヴェングラーの次に功芳氏の第九に似ているかもしれません。 モニュメンタルな演奏の記録で、バーンスタイン最晩年独特のためや重さはありますが、即席編成から来るアンサンブルの乱れやリハーサル不足のせいか、第1楽章など表現そのものに不徹底さや曖昧さが散見され、指揮者の体調の悪さも伴い十全な成果を生んでいるとは言い難い。 それでも、第4楽章は臨時編成の合唱とオケの総勢がシラーの詩とベートーヴェンの理念とバーンスタインの指揮の元、全力を尽くして音楽的な感興を作り出し、長きに渡った母国の東西分裂の解消に歓びの歌を奏で、他に代え難いパッションを生み出している。 第4楽章の後半以降に尋常ならざる盛り上がりを見せており、やはり歴史的なコンサートとして不滅の価値を持つものです。
国内盤【廃盤】帯無し、盤面傷無し
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