秋吉巒・四条綾「エロスと幻想のユートピア」
発行から15年近くを経ていますが、目につくような傷みはなくまずまずきれいです。ハガキ2枚つきます。
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出版社からのコメント
澁澤龍彦が「ぬけぬけと自分の夢に溺れることができた画家」と記し、 ほぼ無名のうちに逝去した画家・秋吉巒(らん)。 永眠した翌年(1982年)に青木画廊で遺作展が開かれ、 幻想に彩られた絢爛なイメージの世界は多くの人々に衝撃を与えました。 しかし、秋吉巒にはもうひとつの顔がありました。 1950年ごろより長年にわたって、風俗誌の表紙や挿絵を描き続け、 高い人気を博していたのです。 一方、四条綾はまったく正体不明の画家です。 だがその画力は高く、風俗誌でも知る人ぞ知る存在でした。 しかもサブカルテイストを感じさせるその絵柄は、 現代においても十分通用するものがあるでしょう。 風俗資料館が秘蔵してきた原画の中から、この稀有な2人の作家を発掘! 秋吉巒はカラー8点を含めて約70点、四条綾も約50点の作品を掲載し、 埋れていた作品の数々を、初めてここに甦らせたのが、この作品集です。 巻末には、風俗資料館館長・中原るつと美術評論家・相馬俊樹との対談も収録。 風俗誌だからこそ華開いたアートの世界をぜひ堪能してください。
出版社 : 書苑新社 (2010/6/29)
発売日 : 2010/6/29
単行本(ソフトカバー) : 134ページ
#本 #芸術/絵画・彫刻