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おれがあいつであいつがおれで 山中恒 作 長谷川集平 絵 旺文社

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ぽんちゃん
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〈解説文は全て独自で書いております。無断使用はご遠慮下さい。〉 ★1987年重版発行。紙カバー付き。 ★カバー=経年ヤケ、保管上のスレ傷汚れ有り。 ★本体=天にシミ汚れ経年ヤケ有り。三方に経年     のヤケ、汚れ有り。 ★紙面やや黄変有り、製本は堅牢で本文ページ内は経年比美品、目立つシミ汚れ等無く、通読に支障は御座いません。  この表紙を見て、懐かしい!と思ってくださる方へ。 発表当時、大変話題を呼んだ作品で、ドラマ化もされております。  六年生の一夫のクラスに、一美という昔の幼なじみの女の子が転校してきて、色々とバラされたくない子供の頃の恥を喋り出します。  ある秘密があって、一美に近づきたくない一夫と、仲良くしたい一美。地蔵堂で待ち伏せて、一美にに体当たりを喰らわそうとして、転んで頭を打ってしまいます。  そこで、何と二人の心が入れ替わってしまい、その後のすったもんだが面白おかしく語られるというお話。  古典の、「とりかへばや物語」や、近代では サトウハチロー先生の、「あべこべ物語」などなど、男女の入れ替わり設定は、殊に思春期の子供達が面白がるもの。  流石昭和だなあ、と思うのが、一美のお母さんが、「素敵な娘に育って、良いお婿さんに見つけて貰って、幸せな花嫁さんになって欲しい」と言うところ。そう、昭和の娘たちはそう言われて育ちました。  今の若いお母様方は、御息女様に何と言われるのかな?と思い、職場の新人に聞いたところ、「一人でも生きて行ける力を付ける、手に職を持つように」言われたとの事。その方が正しいのでは。  思春期というのは一番男女差を感じるし、一般的に互いに憧れがある存在では?と思います。歳をとって、同じ人間でしょう、としか思わなくなった自分もこんな時があったなあと懐かしい。  作者山中恒氏は、昭和の人気作家様。この気さくな文体も、当時としてはとても新しく、洒落た感じがしたものです。1939年のお生まれの方が、1980年に書かれたものなので、41歳の脂が乗った時の作品です。  後に新版が出ているぐらい、人気のある作品ですが、当時の装丁の懐かしさを味わって頂ける方がいらしたら是非!  長期個人保管の大変古い本です。状態は、上記★書きと、画像よりご判断下さい。  古い本にご理解のある方との、嬉しいご縁を心よりお待ち致しております。
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