【50's洋画】十二人の怒れる男／河／欲望という名の電車〈セル版DVD・3作品〉

・『十二人の怒れる男』 ・『河』 ・『欲望という名の電車 オリジナル・ディレクターズカット』 上記、1950年代のクラシック映画・セル版DVDの3作品セット(まとめ売り)です。 3作品とも、ケースは多数のスレ傷等の目立つ痛みがあります。 ディスク盤面は『十二人の…』『欲望と…』に少々のスレ傷があります。『河』は綺麗な状態です。 冒頭部分のみ視聴確認済みです。 『十二人の怒れる男』('57米) 17歳の少年が父親殺しで起訴された。事件を審議する12人の陪審員のうち、11人の結論は有罪で一致。しかし、8番陪審員だけが有罪の根拠がいかに偏見と先入観に満ちているかを主張する。審判には12人全員の一致が必要だが、次第に少年の無罪を示唆する証拠が浮かび上がり、ひとり、またひとりと審判をひるがえしていく…。 暑く狭い陪審員室での、息苦しくなるような激論。互いに名も知らぬ男たちが、虚構をはぎ取られ、ぶつかり合う。ヘンリー・フォンダを筆頭に個性的な俳優たちが"細部にいたるまで完璧な演技"を見せ、密室劇にもかかわらず、一分のスキもない緊迫感をもって描ききる。 裁判員制度が始まった今、必ず観ておきたい法廷サスペンスの名作。 出演：ヘンリー・フォンダ／リー・J.コッブ／エド・べクリー他 監督：シドニー・ルメット 『河』('51米) 聖なる大河ガンジスのほとりに育った仲良し3人は、アメリカ人青年に心を奪われる。戦場で負傷した彼は自分を見失っていた。そんな人生を見つめてガンジスは悠久の流れをつづける。 出演：パトリシア・ウォルターズ／アドリエンヌ・コリ他 監督・脚本：ジャン・ルノアール 『欲望という名の電車』('51米) ピューリッツァー賞に輝いたテネシー・ウィリアムズの同名戯曲を、名匠エリア・カザン監督が完全映画化。妹ステラを訪ねてニューオリンズにやってきた女性ブランチが、彼女を嫌う妹の夫スタンリーによって暗い過去を暴かれ、精神的に病んでいく様が描かれる。『風と共に去りぬ』(1939)のスカーレットとは、うって変わった鬼気迫る女ブランチを演じたビビアン・リーが熱演。この作品によって日本に初紹介されたマーロン・ブランドの野性的な男の魅力も光る。1951年度アカデミー賞で4部門受賞。 出演：ヴィヴィアン・リー／マーロン・ブランド／キム・ハンター他 監督：エリア・カザン