2000冊ほど出品中= 【 #そるてぃ書店 】
目次= #写真2枚目以降 #そね
この他にも小説、思想書、人文書、エンタメ、SF、ミステリ、古雑誌など出品しております。 2020.12
【内容紹介】
多彩な経歴の異色作家が、素顔の母親としてに綴った体当たり子育て論エッセイ。高齢出産で授かった一人息子が問題児に変貌。振り回される日々からトンネルを抜ける予感にたどりつくまで
戸川 昌子(とがわ まさこ、1931年3月23日 - 2016年4月26日)は、日本の推理作家、シャンソン歌手。1931年、東京市に生まれる。東京都立千歳丘高等学校中退。戦争で父と兄を亡くし、戦後は母と二人で同潤会大塚女子アパートに入居。伊藤忠商事の英文タイピストの職を経て。1957年頃からはシャンソン歌手として銀巴里に出演するようになる。これは、銀巴里の素人飛び入り企画で、アルトで歌っている戸川を観た美輪明宏が、バンドマスターにレギュラーに加えるよう進言したのがきっかけだった。
銀巴里への出演の合間に、楽屋で長編小説を書き上げ、1962年、戸川自身が住んでいた独身女性専用の同潤会大塚女子アパートを舞台としたミステリー『大いなる幻影』で第8回江戸川乱歩賞を受賞。その経歴や女流作家としてのキャラクターが受賞時に注目される。『猟人日記』を発表、直木賞候補となる。『深い失速』をはじめとした作品は世界8か国語に翻訳された。
1964年に『猟人日記』が日活で映画化された際には、戸川も女優として出演。以降、テレビドラマへの出演をはじめ、多岐に渡り活動する。
音楽活動では1975年に『失くした愛』、また翌1976年には『インモラル物語』と2枚のLPを発表。この2枚は2006年に復刻され、CD化されている。約30年振りに『ラスト・チャンス・キャバレー』を発表した。2013年には長男でありシャンソンアーティストのNEROとの初の共同名義アルバム『商売やめた』を発表するなど、齢80にして尚盛んな創作意欲に溢れている。
2014年放送された『私の何がイケないの?』の取材により、自宅がゴミ屋敷の状態と化していたことが発覚した。消費期限が10年以上も過ぎた食べ物などもあった。そのため、大規模なゴミ整理作戦が実施された。
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