文系人間のための「AI」論

「文系人間のための「AI」論」 高橋 透 定価: ￥ 800+税 #高橋透 #高橋_透 #本 #日本文学／評論・随筆 人工知能(AI＝Artificial Intelligence)の発達はめざましく、囲碁の対局からホテルコンシェルジュ、会社経営まで、人間の仕事を奪いつつある。将来、 ”ハイパーAI“　が登場し、人間の能力を凌ぐ特異点が訪れると、人間の脳はコンピュータと融合しサイボーグ化せざるをえないという。早稲田大学文化構想学部教授が、AIのある未来を哲学的立場から考察。AIを通じて、人間の存在意義、これからの人類のあるべき道を考える。 〈本書「表紙」より〉 本書は、今や急速に進むテクノロジーの最先端にあるAIと、その先にあるサイボーグについて哲学的に考えてみようという本である。 テクノロジーによってサポートされ、テクノロジーなしには生きられなくなりつつある人間。極言すれば、今後、テクノロジーは人間の不可欠な構成要素となっていくであろう。西洋哲学の古くからの問いに「人間とは何か？」という問いがある。では、テクノロジーがその不可欠の構成要素となる「人間」とはなんだろうか？人間はなにになろうとしているのだろうか？私たちは、どこへ行こうとしているのだろうか。 〈本書「はじめに」より〉 美品。