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★3冊揃 状態良好 村の学校•日記•あらし ミス•リード作 佐藤健一訳 角川文庫

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〈解説文は全て独自で書いております。私見の為 無断使用はご遠慮下さい。〉 ①「村の学校」 ②「村の日記」 ③「村のあらし」 (以下3冊共通の状態説明です。) ★平成2年再版発行。学校、のみ第6刷と印字有。 ★紙カバー付、学校とあらしの2冊帯付。 ★カバー=保管上のスレ傷やや有。背ヤケ有。 ★帯=経年ヤケ、薄く汚れ有。 ★本体=三方に経年ヤケ、本文紙面にやや経年の     黄変有。 ★★上記以外、目立つシミ汚れ等無く、製本は堅牢でご愛読に支障は御座いません。35年の経年に比してとても良い状態と存じます。然し乍ら、新品ではない為、微細な点でも気になる方はお避け下さい。  日向房から、ミス•リードのシリーズが出されていて、どれも素晴らしいのですが、佐藤健一氏の訳文が一番しっくりくるのは私だけでしょうか?    田舎の独身女教師と、村の人々が織りなす日常の物語、角川文庫マイディアストーリーの三部作です。  声を大にして申し上げたいのですが、これは面白い!確かに、血湧き肉躍る冒険譚では有りませんし、ドキドキの恋愛ものでもない、本当に普通の毎日のお話なんですが。  詰まらない筈の日常を、面白く、心温まる本にするのは、作者の並々ならぬ才能があったればこそ。 また、こちらの3冊は、年齢を重ねて読み返すほど、面白くお感じ頂けるのではと思います。  主人公は、田舎の小学校の女校長ミス•リード。彼女の、賢くも円満な、常識人としての目を通して語られる出来事は、人付き合いに悩む皆様へも参考になること請け合いです。(陰口、噂好きのうるさ型ミセス•プリングルとのやり取り、親しみのあるやりこめ方、上手いものですよ!)  あらし、では、ろくでもない中年男にのぼせてしまった新任女教師ミス•ジャクソンの軌道を修正すべく、リード先生、年配のミス•クレアがヤキモキする様子も楽しい。  佐藤健一氏の訳文の素晴らしさ。本当に、この方が書いた物語では?と思うぐらい自然でウイットに富んでいて、イギリス人じゃなくてもミス•リードの世界を十分に楽しめます。  どうぞ、状態は上記★書きと、画像よりご判断下さい。  古書にご理解のある方との、嬉しいご縁を心よりお待ち致しております。
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