ナバホ・インディアンによる比類ない自叙伝。
幼年期の記憶から始まり、広大な自然のなかでの放牧、農作業、日々の営み、父親から伝えられた知恵と伝承、部族の祭祀と儀式、さらに自身の性の目覚めと結婚の情景などが、率直に生き生きと語られる。
「飾り気のない語りの手法は聖書のリズムを彷彿とさせる」(クライド・クラックホーン)と評され、長く読みつがれてきた古典の本邦初訳。
「オールド・マン・ハットの息子 : あるナバホ・インディアンの回想」
Left handed / Walter Dyk / 猪熊 博行 – 2006/10/1
定価: ¥ 3850
Left Handed, son of Old Man Hat : a Navajo autobiography
目次
わたしは月足らずで生まれ
夏に備えて、ルカチュカイ山に移る
人と自然の成り立ちについて考える
感謝じいさん(
オールド・マン・サンクフル)の妻が足を骨折する
ラバを持つ男
(フー・ハズ・ミユールズ)が歌と祈祷を学びながら冬を過ごす
ゴッシュの妻と、羊囲いでたわむれる
おじさんに結婚を勧められる
男と女がする方法
羊毛を牛と交換する
落ちるもの(エニシング・フォールズ・イン)で畑を作る
スタッテラーのために、ンダを催す
ラバを持つ男(フー・ハズ・ミュールズ)の妻の死
馬と少女を失うが、それに耐える
オールド・マン・ハットの死
オールド・マン・ハットの形見を分けて引っ越す
母さんによって結婚させられる
親類を訪ね、古い銃などの贈り物をもらう
二人の少女が挑戦を受けて立つ
ンダに行き、何度も結婚を迫られる
**大変綺麗ですが中古品に理解に理解ある方のみ検討ください。
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