楠みちはる　湾岸ミッドナイト1〜２４巻　1994〜2002 以下続刊

全４２巻中の1〜24まで、 コレを買って、25〜42迄を別に買うのは、無理です。これ以降、あまりに車ウンチクになって売れなくなり、かえって希少品化。最終巻とか、3000円とかします。 さて、当時、シャコタンブギ大ヒット連載中だった楠さん。でも、もう飽いた。もっと、真面目なチューンドカー漫画が描きたいよー。 でも、当時の講談社は許しません。 馬鹿、売れた漫画家は潰れるまで同じのかいときゃ良いんだ。誰のお陰で売れっ子になれたと思ってる。 そこに小学館がコソコソ言ってきます。 どうぞどうぞ、売れっ子の楠様にかいていただけるなら、どうこう言いません。ウチでお好きな様に描いてください。 と言うわけで、湾岸ミッドナイトは小学館スピリッツ連載で始まりました。 講談社の編集に言われたそうです。 お前は絶対許さん。必ず潰す。 さて、小学館湾岸ミッドナイト。実は売れませんでした。全然好きにも描かせてくれません。 困ってると、講談社から声がかかります。 あれ面白いな、打ち切りなるなら、ウチで続き書くか？渡りに船ですが、今度は小学館に言われたそうです。 お前は絶対に許さん。必ず潰す。 怖いですねー アキオZと黒ポルシェで始まって、写真屋フェラーリで大クラッシュ。 ここでＺは一度死にます。キャラもアキオとブラックバードと地獄整備士を除いて総入れ替え。 ここから、走る人たちと同じか、それ以上にメカニック達の話になります。 自分の手で最高のR32を作るために全てを犠牲にする貧乏整備士。 車が好き過ぎて、とうとう自分で車に乗らなかった、成功した元板金コゾー。乗れば、それだけ劣化しますからねー あとetc ２４巻はビックマウスの章が終わって、生意気コゾーの新章が始まるところで終わります。 何度読んでも、裏街道職人オッサン達のノスタルジーに泣けてくる。 そんな嘘っぱちな自分に嫌気が指します。何故ならわたくし黒住は、全く車に興味がありません。なのに毎回同じところで涙が出てくる。 そう言えば、シャコタンブギの最終話で、車のことでなく男は驚くほどたくさんいるって言ってたなあ。男の性か？ 美品をお求めの方は、ご遠慮願います。