桜と龍
他にも2000冊ほど出品中= 【 #そるてぃ書店 】
目次= #写真2枚目以降
毎度ありがとうございます。古本につき読書用とお考え下さい。詳しい状態などお知りになりたい方は、お気軽にコメント下さい。
この他にも小説、思想書、人文書、エンタメ、SF、ミステリ、古雑誌など出品しております。 #202203
【内容紹介】
一九七四年。地方都市で暮らす十五歳の少年、山県龍二は、剣道部のキャプテンであり、全国大会ベスト4の実力者だった。ところが、卒業を間近にむかえたころ、クラスメートの重松正人が、いじめの対象になっていたことに気づいたことから、龍二の人生は狂い始めてしまう。正人の自殺、そして親友川辺の謎の死。腐敗した街の権力抗争に巻き込まれ、龍二は殺人犯の汚名を着せられることになり、故郷を捨てる決意をするのだが…。
故郷を捨て東京へ逃れた龍二は、そこで己の運命を変える、様々な人々と出会い、そして死とともに別れていった。如月やさち、朴たちの復讐を誓った龍二は、横浜黒龍会の周辺を調べまわる。そして龍二に心酔する木村たちによって「龍の会」が結成された。殺されたもの、殺したものの怨念や慟哭の中で、龍二は自分の背中に墓標となる龍の入れ墨をほり、やくざになることを決意する。龍二の運命の行方は果たして…。
小川/竜生
1952年、大阪生まれ。イベント企画会社の経営を経て、93年、『グッドタイムス・バッドタイムス』で作家デビュー。圧倒的なパワーとロマンチシズムで描かれる世界は、ハードボイルドをも凌駕する。著書に『桜と龍』『満月の夜』『沸点』『極道探偵』『くたばれ』他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
#戦後日本文学 #アウトロー #そるてぃ書店 #龍二 #オレンジの本棚 #やくざ