本　『 少年剣道のしるべ 』　高岡謙次 著

ご覧いただき有り難うございます。 〇『少年剣道のしるべ』高岡謙次著 〇47年前に出版の古い少年剣道に関する本です。 〇推薦の言葉 ●現代の剣道教育は技術偏重に走り、訓話的精神教育のないことが一つの欠陥である。私は毎月高岡先生の「静座のあと」を拝読させて頂いているが、簡にして要をつくし、時に従い、事に応じた子供達への語りかけは、本当に私共の心を打ち、共感共鳴を覚えることばかりである。その中には歴史あり、保健あり、更には日常生活につながる躾や教育に関するさまざまな話が、いとも平易に淡々と語られている。時々高僧垂訓の響きもあり、また時に剣聖苦行の跡も訪ねられ、これこそ生きた剣道教本だと常々敬服させられている。 高岡先生は医学博士という、いかめしい肩書を持ちながら慈顔童心、常に微笑みを以て人に対し、鉄心以て事に処し、殊に激務のかたわら二十年に及ぶ剣道教育は、とても常人のよく企画実践出来ることではあるまい。 その赤誠と情熱の花が「静座のあと」であり、それが一冊の「まとめ」として上梓される事は誠に有難いことであり、独り剣道人の教養書たるのみならず、広い人生航路の尊い羅針盤だと思う。剣を執る人、執らぬ人、更に明日の人生に夢を持つ多くの人々の「心の糧」として是非座右に一冊の備えあることを切望し、敢て各界各層の道友におすすめするゆえんである。 東海大学教授・剣道範士　井上　正孝 〇目次 　一、剣道折々の話 　二、しつけ 　三、技と心 　四、歴史を考える 　五、武具とあれこれ 　六、保健 　七、ぼくの剣道日記 昭和51年7月18日　第1版第1刷発行 昭和52年5月1日　第2版第1刷発行 著者　高岡謙次 発行者　小沢一雄 発行所　株式会社体育スポーツ出版社 定価　2000円 ※裏面に朱印があります。 ※ゆうゆうメルカリ便で発送させていただく場合がございます。 #石田和外 #小沢丘 #井上正孝 #中川次郎