言語学入門
田中春美他
大修館書店
内容説明
言語学は研究領域が広く学説の変動が激しいため、全貌がつかみにくく、とっつきの悪い印象を与える場合が多い。本書は6人の執筆者がそれぞれ最も得意とする分野を分担し、できるだけわかりやすく、各分野の歴史的および現在の展望を解説した入門書である。日本語と英語の例が中心となっており、興味をもった読者または教授者のために、研究テーマと参考書目が各章末に付した。バランスのとれた格好の入門書。
目次
第1章 序論(田中春美)
第2章 音論(五十嵐康男)
第3章 形態論(倉又浩一)
第4章 統語論(樋口時弘)
第5章 文の生成(田中春美)
第6章 意味論(倉又浩一)
第7章 文字論(中村完)
第8章 歴史・比較言語学(家村陸夫)
第9章 言語地理学(家村睦夫)
第10章 応用言語学
外国語教育(樋口時弘)
文体論(倉又浩一)
数理言語学(田中晴美)
索引
※切り口に汚れがありますが、未使用で本文はきれいです。