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1999年、巨大かつ特異な建築的設計で有名なドレスデンの公共広場にて、大観衆を前に開かれた屋外コンサート。ソプラノのアンジェラ・ゲオルギューとテノールのロベルト・アラーニャという、現代オペラ界を代表する若くて華々しい夫婦の共演だ。また、54歳の若さで他界したジュゼッペ・シノーポリは、ヨーロッパ最高のオペラ指揮者のひとりと評された人物であり、みずからの創造的エネルギーに見合った演奏をドレスデン国立管弦楽団および合唱団から引き出している。
プログラムはよく考え抜かれており、きわめて上出来。選曲の基準となったのは、ポピュラーな曲であること、高度なテクニックを存分に発揮できることの2点だろう。ゲオルギューとアラーニャが、ヴェルディの『オテロ』やプッチーニの『蝶々夫人』からの愛の二重唱で声を合わせるところは、2人を魅力的なカップルと見なしてきた多くのファンなら見逃せない。しかし、それぞれがソロで歌う人気曲もあり、こちらも感動的だ。特に、アラーニャが歌う『カルメン』からの「花の歌」と『トスカ』からの「星は光ぬ」、ゲオルギューが歌う『蝶々夫人』からの「ある晴れた日に」と『運命の力』からの「平和を与えたまえ」は素晴らしい。コーラスとオーケストラも負けじとばかりに『椿姫』、『イル・トロヴァトーレ』、『カルメン』、『アイーダ』等々からの名曲を力演している。唯一の短所は、些細なことではあるが、『カルメン』と『アイーダ』からの上品な舞曲に一種の照れが感じられる点だ。
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