「排除 潜入捜査」
今野 敏
定価: ¥ 600
#今野敏 #今野_敏 #本 #日本文学/小説・物語
本の概要
海外進出企業に巣くうヤクザに元マル暴刑事・佐伯の鉄拳が迫る!
拳銃も手帳も取り上げられた元マル暴刑事・佐伯涼が環境犯罪に立ち向かう、
「潜入捜査」シリーズ第2弾。日本の商社が出資した、マレーシアの採掘所の
周辺住民が白血病に倒れた。反公害運動封じ込めのため、暴力的な見せしめを
住民に行なう日本のヤクザに、佐伯の怒りが爆発する。
見せしめを続ける者たちの正体は、佐伯の宿敵・泊屋組の若衆頭。
佐伯の古代拳法と、ヤクザとの死闘が始まった――。
[解説・関口苑生]
■著者情報 今野 敏
1955(昭和30)年北海道生れ。
上智大学在学中の1978年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006(平成18)年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、2008年、『果断―隠蔽捜査2―』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞を受賞する。
さまざまなタイプのエンターテインメントを手がけているが、警察小説の書き手としての評価も高い。『イコン』『リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―』『花水木』『TOKAGE』『心霊特捜』『処断』『疑心―隠蔽捜査3―』『同期』『凍土の密約』など著書多数。