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クラウディオ・モンテヴェルディ マドリガーレ

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16世紀のイタリアには、トレントの公会議の精神を尊重して従来の多声のポリフォニーによる美しい宗教曲を作曲したジョヴァンニ・ピエロルイージ・ダ・パレストリーナ(1525年~1594年)がいます。 この頃、世俗曲のジャンルでは、マドリガーレというイタリア語で書かれた多声の世俗歌曲が流行しました。主題は恋愛を扱ったものが多く、音型や音程などで人間の心のありよう、すなわち情緒(アフェット)を巧みに表現しています。 こうした新しい音楽の発展に貢献した音楽家として真っ先に挙げられるのが、クラウディオ・モンテヴェルディ(1567年~1643年)。イタリアのクレモナに生まれ、マントヴァの宮廷楽長を経て、ヴェネツィアのサン・マルコ聖堂の楽長として活躍し、世俗歌曲のマドリガーレ集や《聖母マリアの夕べの祈り》《倫理的宗教的な森》などの宗教曲、《オルフェオ》《ポッペアの戴冠》《ウリッセの帰還》などのオペラを残しました。その作風もフランドル楽派以来のポリフォニーの多声音楽から、新しい初期バロックのモノディー様式(後述)など多岐にわたり、ルネサンスからバロック音楽への転換期に大きな役割を果たしました。
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