西村寿行の「怨霊孕む」「秋霖」「虚空の影落つ」その他　計7冊

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西村寿行先生の時代小説です。 ①『怨霊孕む』～昭和55年2月　第1刷＠980 南北朝戦乱期の武将の、時代の流れや内面の狂気に向き合う凄絶な生き様を描いている。 ②『秋霖』（上）～昭和56年11月　初版＠980 ③『秋霖』（下）～昭和56年11月　初版＠980）尼子一族の遺児の奔放な姿と、尼子再興に賭ける山中鹿之介らの戦いが対比されて描かれる。 ④『虚空の影落つ』～1981年7月　第1刷＠980 幕末から明治初期にかけての混乱期に、木曽街道を軸に権力に翻弄される人間の反抗を描いたもの、岩倉具視と対立する謎の虚無僧「虚空」が活躍する。 ⑤『牛馬解き放ち』～昭和57年6月　初版＠980 　芸娼妓解放令に至るまでの苦難を描く。ふつふつと湧いてくる民衆たちの抵抗の気運は、やがて大きな波となって、民衆のエネルギーと、男と女の引かれあう情念を見事に描ききった西村文学の傑作。 ⑥『狼のユーコン河』～1983年7月　初版第1刷＠960 第二次大戦中のアラスカでの日系人強制収容で展開した、過酷な時代背景と過酷な環境の中で必死に生きる男女の壮絶な物語。 ⑦『曠野の狼』～1986年5月　初版第1刷＠980 戒能兵馬という人物を軸に、明治開拓期の北海道の集治監で暗黒の北海道開拓史を背景にした復讐と慕情のサバイバル・ロマン。経年劣化によるヤケ・シミ等がありますが、読む分には問題はありません。あくまでも中古品としてご理解のうえ、ご購入をお待ちいたしております。

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