エングルンド：交響曲第２番「クロウタドリ」第４番「ノスタルジック」＆ピアノ協奏曲

収録曲 ＆ 演奏者 ①交響曲　第２番　「クロウタドリ」 ②ピアノ協奏曲　第１番 ③交響曲　第４番　「ノスタルジック」 　（1）前奏曲 　（2）光陰矢の如し 　（3）ノスタルジア 　（4）間奏曲 ─ エピローグ ニクラス・シヴェレーフ：ピアノ ヨルマ・パヌーラ：指揮 トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団 録音：1996 年 NAXOS：8.553758（輸入盤） かつてワーナーミュージック・ジャパンが、「フィンランド作曲家の個展シリーズ（ FINLANDIA レーベル ）」という企画で全８点を発売したことがあります（手元にある CD には、1997 年 4 月 25 日発売と記載されています）。その中には「エイナル・エングルンドの個展」もあり、「１２音技法を拒み続けた堅忍不抜の巨匠」と簡単に紹介されていました。８人の中に選ばれるほどですから、２０世紀フィンランドにおける主要な作曲家の１人であることは、間違いありません。ですが、日本での知名度はいまだに低いと思われます。小生の友人・知人で、エングルンドの名前を知っている者は１人もいません。残念ながら、それが現状です。 エングルンドは自作をシベリウスに評価してもらい、推薦状を得たことで渡米し、コープランドに師事できたというエピソードがあります。 ピアニストとしても卓抜した才能を持っていましたが、ロシアとの戦闘の際、指を怪我したことでキャリアを断念したそうです。 ショスタコーヴィチには強い思い入れがあり、自室にはショスタコーヴィチの写真が置かれていたとか。交響曲第４番（弦楽器と打楽器のための）はショスタコーヴィチとストラヴィンスキーの死を契機に、自身の人生を回想して書かれ、ショスタコーヴィチの追悼に捧げられています。ショスタコーヴィチのファンなら、一聴の価値あり、ですね。 ピアノ協奏曲第１番は、「セリム・パルムグレンの協奏曲第２番と並んで、フィンランドのピアノ協奏曲の中でも屈指の名作に数えられている（ウィキペディア）」そうです。 盤面に、傷はありません。 素人検品です。傷の見落としがあっても、ご容赦願います。 出品前に、全曲の再生確認してあります。 問題なく、再生できます。 自宅で長期保管していた物です。 神経質な方は、購入を控えてください。