●瀬戸内寂聴の人生エッセイ『無常を生きる』

●『無常を生きる』 (講談社文庫) 瀬戸内 寂聴 (著) 出版 ‏ : ‎ 講談社 (2003年04月28日第10刷) 文庫本サイズ ‏ : ‎ 15.0×10.6×1.0cm。236ページ。 ●【作品紹介】 悔いなく生き明るく老いるために 様々な人びとの苦悩に耳を傾ける寂聴尼の愛に満ちた生への讃歌 悪事を己に迎え、好事を他に与え、己を忘れて他を利するは、慈悲の極なり。嵯峨野に終(つい)の栖(すみか)を定めて20余年、様々な人と出会い、苦悩に耳を傾けてきた寂聴尼が語る生への讃歌。明日すらわからぬ無常のこの世を、明るく、悔いなく生き、老いるために私たちにできることを、何気ない日常から導きだす珠玉のエッセイ。 寂聴尼が無常の世に送る切なる祈りと励まし大災害や暗い事件のつづく無常のこの世をいかに生きるか。古の自然が息づく嵯峨野の地より、寂聴尼が送る切なる祈りと励ましのメッセ－ジ。最新エッセイ集。 無常のこの世を、いかに明るく生きるか。寂聴尼があなたにおくる、切なる愛と祈りのメッセージ。 無常のこの世を、いかに明るく生きるか。寂聴尼がおくる、切なる愛と祈りのメッセージ。寂庵に訪れる人のこと、自分自身の日常の話、「源氏物語」など古典とのつき合いなどをまじえて語るエッセイ集。 ●【購読者レビュー】 阪神淡路大震災に言及している！ 震災は天災だと単純にきめつけてしまえない重いよどみが心の底に残ってくるという、 しかし震災後の復興に伴う様々な不手際や立ち遅れは人災に違いないと筆者は阪神淡路大震災について言及してる、１８年前のことである、東日本大震災と重なる、復興の遅れは２年経っても進まない…。 日本人は個人の悪に大して居丈高になるくせに権力に向かっては実におとなしいという言葉が印象的である。 ●【中古ダメージなど】▼経年劣化による天地側面(小口面)や内容誌面ページの余白ふち周りの焼けや褐色変色進行しています。写真10枚目ほか参照ください。▼カバー表面にスレやくすみ、微々こじわダメージありますが、通読に支障はないかと思いますが、美本/新同本ご希望の方にはNGかと...。