「地下鉄の友」泉麻人 定価540円
「自選ショート・ミステリー2」日本推理作家協会 定価648円+税
「ガラスの肖像」阿刀田高 定価370円
「豚の報い」又吉栄喜 定価429円+税
❏巻末解説「自選ショート・ミステリー2」
大沢在昌から宮部みゆきまで、気鋭の作家38名が自ら選んだベスト・アンソロジー。随所に仕掛けられた言葉の罠、身の毛もよだつ戦慄の結末、謎解きの果てに浮かび上がる驚愕の人間模様。どれをとってもハズレなし。単行本未収録作多数が詰まった、他書では読めない極上エンターテイメント!<文庫オリジナル>
❏巻末解説「ガラスの肖像」
偶然盗み見た夫の日記。見知らぬ女への愛の辞が書きつらねてある。そして次に記された一行は妻の心を凍らせた。「それにひきかえ妻はなんと醜いのだろう…」
妻は黄昏どき、鏡の前で唇に紅をぬる。唇はどんどん赤く、大きくなって、夫が帰宅するころにはー。口紅、香水、靴等女性用品を鍵に、愛の陰の恐怖を描出した、円熟の連作集。
❏巻末解説「豚の報い」
ある日、突然浦添のスナックに豚 が闖入してきた。 豚がもたらした厄を落とすため正吉 (しょうきち) と三人の女たちは真謝島に向かう。 ひたむきに生き、ときにユーモラ スな沖縄の人々の素朴な生活を生 き生きと描き、選考委員の圧倒的 支持を得て第114回芥川賞を受賞 した表題作。 ほか一篇 「背中の 竹桃」を併録。 解説・崔洋
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