ご覧頂きありがとうございます。
部屋に本があふれてしまい、
断捨離するために販売することにしました。
蛍光ペンで数ページにわたって線を引いています。
ご購入の際は、ご了承のほど宜しくお願い致します。
アベノミクスのいったい何が、どう問題なのか?
なぜ異次元緩和は失敗したのか?
「アベノミクス=偽薬」なら、本当に必要な政策は何なのか?
「アベノミクスは胡散臭い…」と思っていた人も、この1冊で理由・根拠がよくわかる。
「円安・株高・デフレ」の正体も、「そうだったのか!」とようやく謎が解ける。
「理論+データ」を駆使した「決定版」が遂に登場!
【「負の連鎖」はもう始まっている】
・円安 → 物価・エネルギー価格の上昇
・悪い金利上昇 → 国債バブルの崩壊
・骨抜きにされた成長戦略 → 伸びない実体経済、上がらない賃金
株バブルは終わり、偽薬の効果はもう切れる。
すべては異次元緩和の失敗から始まった!
【「はじめに」より】
アベノミクスは、歴史を変えることができるだろうか。
現時点で暫定的に評価すれば、いままでうつむいていた日本人の気分が明るくなったのはいいが、いまのところこの心理的な効果以外には日本経済が本質的に改善した兆しは見られない。「第2の矢」である財政政策は在来型の公共事業で財政赤字を拡大しただけで、「第3の矢」の成長戦略は何も中身がない。
アベノミクスはよくいって空回りで、悪くすると財政破綻のリスクを増加させかねない。株価は上がったが長期金利も上がり、住宅ローンや長期プライムレート(優遇貸出金利)も上がり始めた。安倍氏は金融政策に過大な期待をかけているようだが、日銀が成長率を上げることはできない。日本経済の抱える問題を一挙に解決する「魔法の杖」はないのだ。
著者略歴
池田/信夫
1953年京都府生まれ。1978年東京大学経済学部を卒業後、NHKに入社。報道番組の制作に携わり、1993年に退社。1997年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程を中退し、同年国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)助教授。現在は株式会社アゴラブックス代表取締役、上武大学経営情報学部教授。学術博士(慶應義塾大学)
#池田 信夫 #本 #BOOK #アベノミクス #幻想 #日本経済 #魔法の杖