《ララバイ》
①J.S.バッハ/グノー: メディテーション(アヴェ・マリア)
②ヘンデル:ラルゲット
③リュリ:ガヴォット
④グルック:メロディ―精霊の踊り
(歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》から)
⑤メンデルスゾーン: 無言歌 ニ長調 作品109
⑥ショパン:プレリュード ロ短調 作品28の6
⑦シューベルト:アヴェ・マリア D839
⑧シューマン:トロイメライ(《子供の情景》 作品15から)
⑨ブラームス:子守歌
⑩デ・ファリャ:ナナ(子守歌)(《7つのスペイン民謡》から)
⑪フォーレ: 夢のあとに 作品7の1
⑫マスネ:エレジー(悲歌)
⑬サン=サーンス:白鳥(組曲《動物の謝肉祭》から)
⑭ラヴェル:ハバネラ(《耳で聴く風景》から)
⑮カザルス:カタロニア民謡(鳥の歌)
⑯チャイコフスキー:夜想曲(《2つの小品》作品10から)
⑰ラフマニノフ:ヴォカリーズ(《14の歌曲》作品34から)
⑱クライスラー:愛の悲しみ
ミッシャ・マイスキー(チェロ)
パーヴェル・ギリロフ(ピアノ)
録音:1987年10月 ノイマルクト
マイスキーの小品集シリーズの1枚です。ゆったりとしたテンポの優しい曲集で、慈しむように1音1音に感情をこめて歌い紡いでゆきます。ここに収められた《アヴェ・マリア》から《愛の悲しみ》に至る18曲はアルバム・タイトルの「ララバイ」が示すように、いずれも美しい子守歌のような詩情を湛えた小品です。「チェロの詩人」と称されるマイスキーが詩的な表現力と磨き抜かれたテクニックを存分に発揮して、愛情を込めて歌い上げています。
まさにマイスキーの得意中の得意とする情感溢れる小品ばかりを集めたアルバムである。静かにそして美しく、まるで時が止まってしまうような感覚に襲われる演奏。特にフォーレの『夢のあとに』、サン・サーンスの『白鳥』、ラフマニノフの『ヴォーカリーズ』が超絶品。イッセイ・ミヤケの服に身を包んだ彼のチェロの音は、ジャックリーヌ・デュプレの対極にいる音、力強い女性の音と優美な男性の音。チェロは不思議な楽器です。
国内盤、帯付き、盤面傷無し
わずかなプラケースのすれ以外は新品に近い美品です
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